平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

ソロモンの・・・2009/11/24

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私淑していた動物行動学の日高敏隆先生がお亡くなりになった。
今年の土門拳賞の表彰式のときにはお一人で京都からお見えになり、わたしはTAKAE-Sさんのご配慮があって、丸一日、日高先生の鞄持ちをさせて頂いた。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/811.html
憧れの人だった。とにかく、高校生のころは、動物行動学の知識はぜーんぶ日高先生の受け売りだった。
それにしても世の中は、クロード・レヴィ=ストロースが亡くなったときと同じように静かである。何事もなかったかのように静かである。陽は昇り、陽は落ち、雨はアスファルトを叩いている。
あれだけの業績に対して、新聞の黒枠一本だけでは済まされないだろう。


ちなみにソロモンの指輪とは、旧約聖書の中で、ヤハウェの名を受けた大天使ミカエルによりソロモン王に授けられた指輪のことである。

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