平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

お主やるな!のマーキング

hatori


先日写真だけをアップした羽鳥書店の新刊3冊のことと、校正を生業としているRikaさんという人については、いずれちゃんと書きたいとおもっているが、まだそのままになっている。
写真は「日経新聞」2009.8.23


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igusuri


ふ〜っ

◆調べもののために、ある本を読みはじめたら、何者かが先にそれを読み漁った形跡がある。しかもなんだかわたしが調べたいことと、かなりポイントが重なっている。今回は赤鉛筆片手の読書であったが、これだ!というキーワードはすべて先回りされ、深紅のマーキングがあるのだ。やるな、お主!!
だが、すぐにその主が判明。
これは去年わたしが読んだ本であった。すなわち、先回りしていたのはわたし自身だったのだ(ほとんど読んだ記憶がないからすごい・汗)。
読書というのは、同じ本を二度も三度も楽しめる(汗) だからやめられない。




◆プロジェクトには、やっぱり向き不向きがある。それは個人の能力とは別のものだ。「わたしが」という主語が先立つと、無意識にプランよりも「わたしのステージ」が優先される。
「わたしのこんなにすばらしいプランを理解しないのは、相手に能力がないからだ」とおもったら、まず「わたしが」のチェックをしてみるといい。
「傾聴する」ことがチームワークの要であるとわたしはおもっている。


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