平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

BOOK OFFからのメールマガジン

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◆相変わらず、我が家の池に飛来するトンボは、わたしの指で休憩する。


◆地震の前日、飼っている亀たちは与えたエサをほとんど食べなかった。普段なら我先にと奪いあっているはずなのに。宏観異常現象、すなわち動物の予知能力と何某か関係しているのか。それとも動物による地震予知はやっぱり似非科学か。とにかく普段では有り得ない光景であった。


◆地震のさなか携帯電話が完全に壊れる。
ちなみに、川上弘美の『センセイの鞄』の中の台詞にもあったけれど、わたしは無自覚に携帯(あるいはケータイ)とは言わない。携帯電話とフルネームで言う。携帯という言い方は何か品がなくてイヤだ。もちろん意図的に書くこともある。
地震の翌日、携帯電話のショップに出掛けたら、地震の影響で臨時休業。う〜 困った。あとから店員さんにうかがったら、ほぼすべての商品が床に散乱してしまい商売どころではなかったらしい。おまけにテナントビル自体が停電して、しばらくはシャッターすら開かなかったそうだ。
とにかく今回の地震ではいろいろなことを学んだ。なかでも、さすがだなあ〜と思ったのが、BOOK OFFの会員宛メールマガジン。内容は以下の通りである(※メールは部分)。

本日早朝の地震の影響で、静岡市内の以下の店舗の開店時間を変更いたします。
【ブックオフ静岡産業館西通り店】
開店時間10:00 → 14:00
なおその他の静岡市内のブックオフについてはすでに営業再開いたしました。
ご来店お待ちしております!
お問い合わせはこちらより
   ↓↓↓
▼BOOK OFFホームページ
http://www.just.st/911401 


わたしはいくつかの携帯電話のメール会員に登録しているが、今回の地震に関して、当日のうちに何某かの情報を配信してきたのはBOOK OFFだけであった。
もちろんBOOK OFFの値付けや販売・買い取り方法等には相変わらず違和感を覚える書店関係者や作家たちもあるだろう(だが最近の出版業界とBOOK OFFとの関係は明らかにかわってきた)。
静岡市内5店舗が即座に情報を共有して、顧客に対して微に入り細に穿ったサービスを提供できるシステムの構築はさすがだなあと感心した。


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