静岡市内がひどい揺れ 震度5 〜駿河湾沖地震 2009/08/11
8月11日 朝5時7分に起きた震度5強の大きな地震で部屋の中が、とんでもないことになっています。
今までに経験のない揺れです。友人・知人たちと連絡を取っていますが、一般電話や携帯電話がつながりにくい状況です。学生のみんなはだいじょうぶかなあ。何度か余震あり。(朝6時記)
(追記)
↑ 駿府城跡の堀が二カ所、崩壊。揺れのすごさを物語る。
上の二枚の写真は内堀の同じ場所。
↑ 駿府城 外堀の被害。静岡市の中心地ゆえに、ブルーシートが早く外れるといい。
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↑ 大学の研究室。本棚こそ倒れなかったが、本や書類が大量に飛び出している。きょうは予定がいっぱいだったので、とりあえずいったん簡単に片づけて移動。本棚が倒れて扉が開かない研究室もあるようだ。そうそう、蛇口をひねると赤さびまじりの水が出るが、すぐに正常に戻る。
↓ 興味深いのは花活けにしているヨーグルトの瓶。これはテーブルの上にちょこんと乗ったままで何ともない。テーブルは30センチぐらい移動していたにもかかわらず、瓶は定位置のままである。
↑ やっと元の棚に戻った絵本たち
【今回の地震データ】
■発生日時:平成21年8月11日(火) 5時7分
■震源地:駿河湾(御前崎沖)
■深さ:20km
■規模:M6.5
各地の主な震度、津波の状況
震度6弱 静岡県伊豆 中部 西部
震度5弱 静岡県東部
津波注意報 解除(7時13分)
※気象庁は「想定される東海地震に結びつくものではない」と判断(11日 11時20分)
◆追記
駿府城 堀の崩落は2カ所ではなく、外堀2カ所、内堀1カ所の合計3カ所であった。
◆更に追記
三カ所ではなく四カ所だったらしい。
人命に係わる重要なこと!!!
よかれと思って間違った方法で救出すると・・・
倒壊で崩れた瓦礫等で下敷きになった人を助けるときの注意!!
【注意・重要】挟まれている人を見つけても、急に倒壊物を取り除かないこと。
【クラッシュシンドローム】(挫滅症候群)
災害時の建物等の倒壊で崩れた瓦礫、家具等の下敷きになり長時間体を圧迫された場合、助け出されても容態が急変しショック死する場合がある。これをクラッシュシンドローム(挫滅症候群)という。
→長時間の圧迫で細胞壁が破壊されると細胞内にあるはずのカリウムが細胞外に流出する。急に体を圧迫していた物を取り除いたことで一気に血流が全身にめぐりはじめ、腎臓に障害を起こし、やがて心停止に至る。
→【注意・重要】挟まれている人を見つけても、急に倒壊物を取り除かないこと。挟まれてから成人なら4時間位が目安。もっと短いという説もある。【注意・重要】子供老人はこの限りではない。
→圧迫部よりも心臓側をヒモやタオルで縛る。【注意】動脈を停めるほどきつく縛らないこと。
→それから体を挟んでいる物をゆっくりと取り除くこと。もちろんレスキュー等を呼べればそれがいちばんいい。
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