「間」という魔 + 眞木準さんが・・残念です
◆「間」ということについて改めて考えている。それは東洋、特に日本でいうところの間である。音楽でも武道でも舞踊でも何でもかんでも間という概念で括られてしまうことへのアンチテーゼである。きっかけとなったのは、今更ではあるがエドワード・サイードがいうところの欧米の威圧的態度によってかたちづくられるオリエンタリズムへの批判である。
◆学生Kさんがカメを飼いたいというので、照明、エサ、石、水槽、メダカ、藻付きで搬入する。名前はさっそく「オソノさん」に決まったらしい。オソノさん・・・もしかすると『魔女の宅急便』に出てくるパン屋の・・・?
◆「でっかいどお。北海道」(全日空)、「恋を何年、休んでますか。」(伊勢丹)などの広告文で知られるコピーライターの眞木準さんがお亡くなりなった。突然死だったらしい。ああ見えて過労かもしれない。わたしも大学の授業を通して、あるいはわたし自身の広告活動を通してとても影響を受けた方である。昨年の日本新聞協会賞の表彰式でお話しできたのが最期となった。その折りにも、廊下で目が合っただけで、満面の笑みに加えて手まで振ってくれた。http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/648.html(←このURLや下の写真の眞木準さんの笑顔が懐かしい)。
ご冥福をお祈ります。
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