平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

火星の土地! 500.000坪 進呈   2009/05/13


ある原稿を書くために資料をひっくり返していたら、写真のチラシが出てきた。映画を観てプレゼンを当てよう!という販売促進のミニチラシだ。

kasei


いつ頃のものか、今この場で確かなことは言えないが、記載されている映画名『人工衛星X号』で検索してみると1956年に制作された『宇宙原水爆・人工衛星X号』がヒットする。このチラシといっしょに出てきた他の資料の年号からすると、前述の映画である可能性は高い(しかし、ちゃんと調べていないので正確なことはわからない)。いずれにしろ、チラシにはこう書かれている。



ウソではありません
火星の土地! 500.000坪 進呈

=クイズ=
人類が始めて(←※印刷のまま)宇宙の一角に人工衛星を打ち上げた歴史的な日は?  
昭和  年  月  日です。

「人工衛星X号」上映期間中、国際劇場内投票箱にご投函下さい。抽せんで
★特 賞=火星の土地10万坪宛5名
★残念賞=招待券2枚宛 25名  進呈

静岡市東稲川 ・・・・ 勝○○地  電話・・・・・




劇場名とスポンサー名、住所、電話番号まできちっと書かれている。
果たして、火星の土地は誰に当たったのだろう。
これが事実となると、なんと5名に当選したことになる。
追跡調査が必要だ。
万が一、名前はわかっても捜し当てられないかもしれない。
当選者は、既に火星に移り住んでいる可能性があるからだ。


当選者のみなさま、このサイトを見たら連絡下さい。
海王星の土地500.000坪プレゼントします(ウソ)。


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