平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

秋枝伶子さんラジオ番組デビュー  2009/05/02

sora6

◆「下関から来たよ〜ん」の静岡大学 人文学部言語文化学科二年生の秋枝伶子さんが静岡放送SBSラジオの『Shizuoka Campus Club』http://blog.shizuokaonline.com/scc/
という30分番組をアナウンサーとして(パーソナリティーかな)担当した。放送は、5月1日24:30から30分間。秋枝さんは上記「静岡の文化」で『静岡ハリストス正教会と山下りん』を担当し、情報意匠論でもスーパーマーケットの新聞広告という課題に取り組んでくれた。
実は、彼女がアナウンサー志望だということを、わたしは今回はじめて知った。

秋枝さんがということではなく、アナウンサー志望者が、現役アナウンサーにする質問にこんなものがある。
「どうしたらアナウンサーになれますか」
この質問では、期待通りの回答はほとんど得られないだろう。
「そうですね〜、そもそもアナウンサーになろうなんて思っていませんでしたし・・・ですから何を勉強すればいいかなんてわかりません。いや、何をなんてそもそもありません。対象は、すべて、です」といった答えが返って来るに決まっているからだ。
話し方のテクニックはある程度訓練で獲得できるだろう。わたしにも何人かのアナウンサーの知り合いはいるが、そこでの観察から云えることは、息の長い、いいアナウンサーになるには、対象への熱い眼差しと、敢えてわたし流に云うなら「膨大な読書」である。
がんばれ、秋枝伶子。


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◆ある学生の卒論テーマの資料探しを勝手にお手伝いしたら、わたしがそのテーマにはまってしまった(苦笑)。もしかすると現時点では学生本人よりも門外漢のわたしの方が詳しいかもしれない(笑) 
テーマはある行為に対する「境」。われわれは「この行為」に対して、日常生活の中では「意識的に意識しないようにしているフシ」が見受けられる。とにかくあっという間に神話の世界にまで通底する奥の深いテーマである。詳しくは、いずれまた。


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