平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

市が立つ


4月1日 午後4時半頃 静岡市内はバケツをひっくり返したような雨が降った。

    ところが、間もなく雨がやみ・・・

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まちの中、しかも目の前の道路から虹が立ち上っているかに見えた。

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そうしてわずか数分後には、あとかたもなく消えてしまった・・・



虹という文字の偏は虫。ただし、昆虫という意味の虫はもともと蟲と書き、虹にある虫は竜の意味。大空に架かる虹は竜の見立てである。古来より、虹の麓には市が立つ。商売繁盛の兆しである。






写真は自動車のなかから、中町付近より静岡駅方向を写す。撮影時にはわからなかったが、一枚目の写真をみると二重に虹が架かっている。


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