『「センセイ」と「わたし」の関係』的プランニング
ある企画を練るために川上弘美の『センセイの鞄』を約4年ぶりに再読した。
「センセイ」と「わたし」の小さなふれあい、しかし特別な関係が、ある企画のヒントとなるとわたしは直感したのである。
ところで企画というのは、あるターゲットを抜きにしては語れない。ターゲット論についてはいずれこの場にも詳しく記すことになると思うが、困ったときには「大好きなあの人に振り向いてもらうためには」という個人レベルにまでいったん落とし込んで考えるとうまくいくとわたしは思っている。「あの人」を常にイメージしながらプランを立てていくのである。そう、企画とは常に「あの人」に振り向いてもらうための手間暇を惜しまない恋文なのである。
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