時間がないので、取り急ぎ覚書 〜身銭を切るということ
◆NPOセンターへ、高橋拓矢くんと静岡デザイン専門学校の田島和子先生が進行する「静岡の宝物」を聴きに行く。ひじょーに感心したのは、ついこの間まで学生だった高橋君が、人をもてなすためにきちんと身銭を切っている点だ(もちろん自分からそんなことを云ったワケではない。彼はそんな野暮ではない。わたしが聞きだしたのだ)。たぶんあの会で用意された食費だけでもざっと2万円はかかっている。
我々は、色々な会に参加したとき、そのテーブルの上に乗っている食べ物、飲み物はいったい誰が用意したのか、その予算はどこから出ているのかを必ず意識しなければならない。だが、こういったことは、身銭を切ったことのない人は、なかなか気づけないことだ。
◆天晴れ門前塾の中間発表会へ出掛ける。まずは今期も身銭と時間を割いてくださっている各組の組長方に深く御礼申し上げたい。そうして運営一座と、きょうまでやってこられたその礎をつくってくれた諸先輩学生や歴代の組長さんたちにも心の底から感謝したい。
その上で、いよいよこの組織も大幅にメスを入れるときが来た、というのが実感である。
ルールでがんじがらめにしたいのではない。きちんとおさえて欲しいことがあるだけだ。天晴れ門前塾は、「学校を出て、学校を元気にしよう」であり「習わぬ経を読む」である。そうして、「闇」を意識して欲しい。色っぽくあって欲しい。そういうことである。
◆某生涯学習の学びの場で、社会人8組の企画書をディスカッションしながらチェック。気付いてみたら2時間経過。そのまま移動して大学生の企画書2組分をチェック。気付いてみたらまた3時間経過していた。とにかく、今は色々なことが重なっている。体力勝負である。そう、こういったときにいちばん必要なのが「座力」である。
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◆海外でも活躍するアーティスト森妙子さんhttp://morinet.fc2web.com/の個展にお邪魔する。
森さんの作品を拝見するのは実はこれがはじめて。今まではカフェのカウンターで雑談をする程度だった。 とにかく生の作品を拝見して、その力と厚みに驚く。
今回の個展は彼女が担当した『ダイバーシティ』(山口一男著 挿絵・森妙子 東京経済新報社)の挿絵の原画展だ。※続きはまた書きます
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◆「静岡図書館友の会」http://www4.tokai.or.jp/sizu.tomo/
その第一回設立総会に参加。なぜ、これだけ全国的に図書館行政に力のある静岡市に今までに図書館友の会がなかったのか不思議なぐらいである。でも理由は簡単。これまでは「静岡市の図書館をよくする会」http://www.geocities.jp/yokusurukais/をはじめ、おおくのボランティア組織が身銭を切ってその代わりをやってくれていたからだ。本当に頭が下がる。
きっと静岡図書館友の会は他の地方の友の会とは少し違った動きになるだろう。運営員・役員は実に強力な面々である。とにかく実戦部隊である。一方、大したこともできないわたしは顧問という大役を仰せつかる。元・静岡市図書館協議会の会長をやらせて頂いたからだろう。ま、立場に関係なく、これからも何ができるかわからないが、一図書館利用者という視点を忘れないでいたい。
今回の静岡図書館友の会の設立記念講演は作家の村松友視さん。それを、大口を開けて笑って聞いている平野の顔が電波に乗ってしまったらしい(汗) 何人かの方からメールをいただいた。村松さんとは、昨年の秋、某企業の広告で原稿を依頼して以来である。
会場で「静岡自然を学ぶ会」の代表・池上理恵さんhttp://www.hirano-masahiko.com/tanbou/582.htmlにお会いして、会の活動報告書『ふしぎ種』(新聞の連載を一冊にまとめたもの)、『静岡自然を学ぶ会』(会報)をいただく。おまけの「手の上のモニョ」なる不思議な生物?を頂く。これがまたよくできていて・・・
※続きはまた書きます
ほんと最近は、「続きはまた書きます」ばかり。
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