平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

次から次へと押されるボタン 〜もっとも基本的なデザインの話

osibotan


わたしは押しボタンを押して、信号の変わるのを待っていた。
実はこのとき何か不安になってガチガチと二回もボタンを押した。

次ぎにやってきた人が、のぞき込みながらボタンを押した。
なんと二回もガチガチとボタンを押していた。

次ぎに来た人も、のぞき込んでボタンを押した。
しかもガチガチとボタンを二回も押していた。

既に押してあるのかないのか、
表示ランプの光が弱くて判りにくい押しボタン。


そうして、あの感覚を思い出してください。
押しボタンをギュッと押し込むのって、すごく力が必要だ。
なぜあんなにボタンが重たいのだろう。


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