ブックデザイナーHOLONさんが贈って下さったSHAKESPEARE『HAMLET』
ブックデザイナー HOLONさんhttp://www.hirano-masahiko.com/tanbou/348.htmlがLondonはFolio Society版の巨大な書物SHAKESPEARE『HAMLET』Edited by G.R.Hibbard を贈ってくださった。
Folio Societyはご存じの方もいるかもしれないが、そのサイトによれば
One man’s dream becomes reality・・・
The Folio Society was set up in 1947 by a young man named Charles Ede who dreamed of making beautiful books that would be affordable for everyone…
この版元は1947年 美しい本を愛するCharles Edeという若い男性によって産声を上げた。その美しい造本は世界中に多くのファンがいる。わたしも早くから注目していたが、何しろそう簡単に手に入るモノばかりではない。ブックマークして、時折ため息交じりに眺めているのである。
Each book is unique. Decisions on binding design, material or typeface will be made to reflect and complement its content, but each is designed to last for generations.
Elegant Typography
‘Typography is the craft of endowing human language with a durable visual form’ ROBERT BRINGHURST
Limited Editions
All the works selected by The Folio Society to recreate as limited edition fine books are landmarks in publishing and book creation.
しかし、この『HAMLET』は特にみごとである。マーブルの表紙はもちろん一冊一冊が活版印刷で仕上げられており、同じものはひとつとしてない。ここにこうして手にしているのはまさに世界で一冊のSHAKESPEARE『HAMLET』なのだ。それにしてもすごい重量だ。何キロぐらいあるのだろう。
ところでなぜHOLONさんが平野に『HAMLET』を贈って下さったかって? それは「ここ」へ向けてのHOLONさんからの最大のプレッシャーなのである。http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/611.html
さてさて、サー・ジョン・ギールグットのHAMLET(1948年レコーディング)を聴きながら、至福の時間を過ごすと致しましょう。
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