雨の日の新幹線 〜もっとも基本的なデザインの話
雨の日に新幹線に乗ると、あちこちで、バタ〜ン、バタ〜ンという音が響き渡る。そう、傘の倒れる音である。
新幹線には座席の周辺に傘立てがない。あるいはそれに代わるモノがない。仕方がないので乗客は、手前の椅子に立てかける。
でもすぐに倒れて音を立てる。バタ〜ン バタ〜ン
う〜ん ちょっと困って、立てかける位置を微妙に変えてみる。
でも結果は同じ。走り出すとまた倒れる。バタ〜ン バタ〜ン
仕方がないので網に引っ掛ける。でも前を人が通れないし、見た目がよろしくない。
もうやけになって、床に倒しておく。
すると今度は迷惑そうな顔やちょっと困った顔が、前を窮屈そうに通り過ぎていく。
こんなコトが全席で起きている(ちょっと大袈裟)。
でも何とかしないとね。
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