平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

満井就職支援奨学財団の交流会に参加して

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 満井就職支援奨学財団で、奨学生10名と交流。会場となったのは登呂遺跡や芹沢けい介美術館に隣接する登呂もちの家。http://www.shushokuzaidan.or.jp/news/62.html
 ここを選んだ理由はまずメンバーの数という「サイズ」の問題。広すぎてもいけない、狭すぎてもいけない。大きな円形のテーブルがあり、そこで参加した各々が、全員の顔を一度に見渡せること。初対面の人も多いのでそれが第一条件。
 それからもう一つは、静岡を語る手法は何も今川と家康だけでないということを知って欲しかったこと。静岡出身の芹沢けい介という人物が深く関わった「民藝運動」(西洋ではarts&crafts movement を契機にART NOUVEAUが誕生し、アンチロマン派がうまれ、更にそこからジャーナリズムが萌芽したといった一連の流れ)をこの場でおさえておきたかったからだ。
 交流のテーマは「チームで動くコミュニケーション」(最近はこればかりだが、とても大切なことなのでテーマさえあえば伝え続ける)について。司会進行役の慶應義塾大学のIさんの運びがなかなか良くて、あっという間に三時間が過ぎる。それにしても時間が足りない。会場の都合で延長戦はナシ! 残念〜。でもそのあと京都大学のOさんとトンカツを頬張りながら更に三時間も話し込む。
 帰ってメールをチェックしたら、やはり交流会に参加してくれた常葉大学のSさんからも感想があった。ありがとうございました(今からお返事します)。
みなさん、また第2ラウンドをやりましょうね。
話せば話すほど、パワーアップするおっさんであった。
 つづく・・・


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