情報意匠論 スタート
◆静岡大学の後期授業「情報意匠論」http://www.hirano-masahiko.com/informationDesign.htmlの第一回目が終わった。興味を持ってくれる学生はせいぜい30人程度かと思っていたら、言語文化学科の小二田先生のPRもあって70人を越えて集まってくれた。まあ、正式に履修を決めるのはこれからだから、わたしのオリエンテーションのふがいなさもあって、どの程度残ってくれるのかわからない。が、極真空手の百人組手のつもりで、一人一人と本気で向き合ってきたい。
◆テレビ静岡(フジテレビ系)の市民との交流の場「テレしず祭り」にこそっと忍び込む。こういうときには「はい、ちょっとだけ関係者でございます」と「お客様面」で行くと何も見えてこない。息を殺し、その他大勢になりすまして来場者を観察するに限る。そうすることで生の声や表情が見えてくるのだ。
◆東京は神田の美篶堂で装幀修業をしたアトリエ・ピアニッシモの工房長Rさんが朔太郎の特別装幀本を贈ってくれた。中身は角川文庫で岩波文庫。それがここまで化けるのである。それが装幀の力だ。いつもの朔太郎がまた違った着物をまとって語りかけてくる。
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