ぬるい文章で備忘録
ウトウトしたら東京、もう一度うつらうつらしたら静岡、そんな生活が続く。行ったと思ったら帰って、着いた思ったら戻っている。ここ一週間、脳内探訪を綴っている時間すら取れない。参加しているMLにも満足に書き込めない。メールをいただいているみなさま、お許し下さい。お手紙を頂いているみなさま、すみません。なるべく早めにお返事します。お許しを〜。
移動中の読書が唯一の愉しみ。
アスペックの編集長 小村さんから『貸本小説』(末永昭二著)を頂く。小村編集長が担当された書物だ。移動中の新幹線で読了。昭和三十年代初頭に全盛期を迎えた貸本小説なるジャンルの地平が一気に見える。造本に使われている紙も、当時の書物のそれを使っているというこだわりよう。
書評のために『THE STARBUCKS EXPERIENCE』『スターバックスに学べ!』を読む。また少々古い本だが『リクルートのナレッジマネジメント』『感じるマーケティング』を読む。デンソーのキリスト教を使ったビジネスモデルには改めて度肝を抜かれる。やっぱり、大切なのは「型」でる。改めて自分のやってきたことに確信を持てた。
『言問う薬玉』(藤井貞一)を再読。やっぱり古典はこの人、自分の中ではそう決めている人である。
『ババ、バサラ、サラバ』(小池昌代)は過日講演を聴いてファンになったので読む。声が聞こえてくるようなリズム。この人は、本当に声が良い。以来、耳に声の風紋が刻まれている。あれからずっと、引きずっている声。
雨宮処凛さんを三冊一気に再読。処凛さん・・・思わず敬称を付けてしまう。『すごい生き方』『プレカリアート』『貧困と愛国』の三冊。雨宮処凛さんについてはそのうち、詳しく「脳内探訪」に綴ることになるだろう。
マガジンハウスの雑誌「an・an」、この時期の特集といえば、そう、「好きな男 嫌いな男」。早いもので、あれからもう一年が経ったhttp://www.hirano-masahiko.com/tanbou/194.html。そんなことどうでも良いと思う人には限りなくどうでも良い特集。V15という数字を見て、そろそろおいらも本気を出そうと思う。キムタクだけに任せておけない!
きょうから大学の後期授業「情報意匠論」がスタートする。学生のみなさん、期待してください。今年も本気でいきますよ。
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