平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

古典物理学はおもしろい

saboten


◆仕事がひじょうに混み合っているので、移動中のバスの中で、電車のつり革につかまりながら、歩きながら、階段の上り下りで新書を三冊読み飛ばす。くどいようだが、これは正しい時間の使い方である。そんな暇があったら、はやくコピーをあげろ!と叱るのは野暮である。
 ちなみに三冊の書名だけを挙げておく。
『空間の謎・時間の謎 〜宇宙の始まりに迫る物理学と哲学』(内井惣七著 帯のコピー:ライプニッツ恐るべし) 、『古事記の起源 〜新しい古代像を求めて』(工藤隆著) 、『戦争の基本近代史』(加藤陽子著)
どの一冊をとってみても正しい選択であった。特に『空間の謎・時間の謎』はライプニッツとニュートンの争いを通して、古典物理学をたっぷりと堪能できる。物理学の専門用語が頻発し、少々骨の折れる内容だが、歩きながらの読書が得意な方にはお勧めしたい。








◆すぐに感情論に持ち込む人は、いつまで経っても大きな仕事ができない。


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