法多山やらスノドカフェやら
誘って頂く個展やコンサートや展覧会やイベントが多すぎてほとんど参加できない。すみません。そういうときには公平に、誘って頂いた順に参加をさせて頂く。
猛暑の中、袋井市の法多山(神亀2年・725年 行基がひらいたと云われている。たしか東大寺建立とほぼ同じ年代。確実なのは大仏開眼供養会が752年)。駐車場から約300メート、山門を通過する辺りではやくもペースダウン。自然と言葉数が減る。もはや山伏の修業である。途中、名物の団子を食べて息を吹き返すものの、やっぱり下りで生命力が急速にダウンする。以前、大阪の雪破兄貴が云っていた言葉を思い出す。「山登りは、必ず下りなければ完結しない」。そうだ、登って下りて、初めて山登りは完結するのだ。当たり前のことだがハッとする言葉である。
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スノードール・カフェの「ポットラックパーティ」に参加。
スノドカフェのミッションはそのサイトからすると〈「共有する」をテーマに、アート・デザイン・音楽・フード・ファッション・エコなどを通して幅広くコミュニケーションできるサロン的スペース〉だ。そうして今回のポットラックパーティは、全員が一品以上の食べ物を持ち寄り、それを媒介にして交流の場を持とうという企画だ。これがまた充実した場となった。
会場で日本画家・日下文 Kusaka AYAさんとしばらく立ち話。この人の絵に向かう「眼差しに品格があるかどうか」という言葉がずっと気になっていたので、とても良い機会となった。そうして彼女の「場」「土地」「根っこ」というこだわりについてしばし耳を傾ける。また「モチーフは借りても、自らの眼差しは持ち続ける」という態度にもとても共感した。すなわち平野流に云えばやっぱりそれは「型」である。
主催者の柚木さん&さとこさん、いつも本当にありがとうございます。感謝しています。さとこさん、次回もぜひツモリチサトでね。
みなさんが持ち寄ったものの一部。
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