平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

追伸二行が本音

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◆きのう15日の夕方、静岡市内を襲った集中豪雨はとにかくすごかった。たぶんわたしは雷雨のど真ん中にいたのではないだろうか。まさにバケツをひっくり返したような、という表現がぴったりの豪雨であった。
それまでいっしょに会議をしていた学生のK野くんとY田くんたちはタイミングが悪く、小雨の降り出した中をひとりは自転車で、もうひとりはバイクで帰って行った。あとから聞いた話では、頭の芯まで?海馬の中心まで?骨の髄まで?パンツの中まで?ぐっしゃりだったと聞いた(笑)。
わたしは静岡大学の近く(駿河区池田の辺り)を自動車で走っていたのだが、雨が降り出してものの10分も経たないうちに道路が既に川と化していて、危うくボディーが水に浸かるところだった。大袈裟ではない。あいにく?愛車はまだボートとして使用したことはない。
そんなどしゃ降りの中、ある編集会議の中締めに顔を出す。場所は編集スタッフのN島さんち。おぅ、先日手土産にしたブラックベリーが何とジャムに変身しているではない(もちろんKokonoさんのロールケーキも美味でした(笑))。
わたしはノンアルコールで次の会議へ移動。家路に向かうころにはもう空には星々が瞬いておりました。




◆人というのは手紙を書くときに、きょうは誰それとおいしいものを食べたとか、天気がどうだとか、イヌと散歩したとか、そんな一見どーでも良さそうなことを三枚も四枚も書いて、で、追伸二行で本音をぽろっと語ったりする不思議な生き物である。


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