幸せを感じるとき 〜テレビ出演で思うこと
テレビ静岡(フジテレビ系列)の情報番組『テレしず通り パロパロ』に、ほぼ月に一度コメンテーターとして出演させて頂いている。
今回(7/5)いつもとちょっと違っていたのは、コメンテーター以外に、番組内のコーナー『こちら!しずおか探Q係』にも登場させて頂いたことだ。
コーナーの内容はともかくとして、担当してくださった菰田玲子アナ、それを番組で支えてくださった近藤英恵アナ、蓮見直樹アナ、新名ディレクター、長谷川プロデューサー、番組スタッフのみなさまの仕事振りにはただただ頭が下がるばかりである。
特に、コーナー担当の菰田アナと番組ディレクター新名さん、野田カメラマンの丁寧な仕事は、今までわたしがイメージしていた番組のコーナーづくりの手間の掛け方をはるかに超えていた。
わたしは、つくる側と出演する側の両方の経験があるので、いかに手を抜かないできちんと進めてくださっているかが実に良く伝わって来た。彼らの凄いところは、「手を抜く方が疲れる」ということをきちんと分かっていることだ。そうして「フロー情報」を、「ストック情報」にリフトアップする力を持っていることだ。視聴率というのはウンだけでは稼げない。それは番組を丁寧につくるしか方法がないということをひとりひとが自覚しているということだ(視聴率の良い局をねたんで、視聴率はキー局制作の番組次第であると嘯くテレビマンがいるが、あれは恥ずかしい発言である)。
とにもかくにも今回は、細部にわたっていったいどのくらいのやり取りをさせて頂いただろう。
何が嬉しいかといえば、毎回こういったすばらしい仲間に入れていただいて仕事ができること。仕事においてこれ以上の幸せはない。
今回の放送は特に平野有海アナの生命のゆりかごである珊瑚礁のレポも大変興味深かったし、永井俊樹アナの運びもシャープだったし、それを受けた木村英里アナの七夕中継も現代の山車を思わせてとっても良かったですね。
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