やっぱり活字の方が良かったな〜 『ナルニア国物語 〜カスピアン王子の角笛』
◆アスランは確かトルコ語でライオン、それはユダヤの獅子を表し、その獅子はイエス・キリストそのものだし、冒頭シーンで次女ルーシィがリンゴをとって食べているのはアダムとエバの見立てだし、次男エドマンドはユダのメタファーだし、カスピアン王子の角笛はスーザンの角笛で、テルマール人はノルマン人でしょう。そもそもカロールメンはオスマン帝国だろうし。
そうそう、何のことかと思われた方、すみません。『ナルニア国物語 〜カスピアン王子の角笛』のお話です。もうご覧になりましたか。
この映画は絶対にビデオじゃなくて、スクリーンで観るべきです。
と、言いつつ、例えばテルマール人の軍隊がナルニアの水の精に襲われるシーンなどは、リアルで見せられるよりも活字の世界で想像していたかった。スケール観では確かにすっきりしたけれど、わたしはやっぱり瀬田貞二の翻訳で「読む」ナルニア国が好きですね。ポーリン・ベインズの挿絵は最高だしね。
どこで読んだんかは忘れましたが、このルイスのナルニア国シリーズ『ライオンと魔女』はあのトールキンに酷評されたんですよね。
あぁ、仕事から脱出するためにタンスの奥のナルニア国に迷い込んでみたい。
◆小さいことにとらわれていても、なーんにも良いことはない。そんなこと、わたしがやりたいこととな〜んにも関係ないし、興味もないです。
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