日本一を日本一美しく・・・山村レイコさんの生き方 2008/05/26
十年ぶりぐらいかな??エッセイストで国際ライダーの山村レイコさんにお会いした。
レイコさんとは以前、富士山シンポジウムでパネラーとしてご一緒させて頂き、また彼女のパリ・ダカールラリー出場の際の取材でご協力させて頂いた。
彼女の、一瞬にして周りを巻き込むその溌剌としたキャラクターは、実はとても控えめで、傾聴の人でもある。今は巨大な富士山を目の前に、大草原の中で五頭のヤギを放牧し、シャットランド・ポニーと散歩をし、イヌやネコたちと深呼吸するように暮らしている。こんなにも素直に、素敵に生きている人とは滅多に出会えない。
五頭のヤギは、内四頭がメスで、もう一頭のオスの名はアトムであり、ポニーの名はウランである。どこか共感を覚える名前である(たぶん明日アップする「脳内探訪」でその共感の理由は明らかにされるだろう)。
なにより羨ましいのは、わたしが以前から飼いたい飼いたいと口癖のように言っているヤギとの共同生活をされていることだ。ヤギは単なるペットではなく、そこから乳を搾り、チーズをつくり、チャイをつくるなど、今では非効率的とされる農業を実践していることだ。
あ〜 ヤギとの共同生活、ヨーロッパの作家や画家達も夢中になった養蜂暮らしが夢。
搾りたての乳でつくったヤギの自家製チーズ。あれほどヤギのチーズは臭いといわれているが、気にするほどのニオイはほとんどない。
ヤギのミルクでつくった自家製チャイ
子ヤギのアトム、ポニーはウラン。
家の屋根のかげが富士山と対を成すようにデザインされている。