平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

熊坂出監督作品上映とアフタートーク☆6月28日 情報その2  2008/05/19

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『熊坂出を眺める』のフライヤーが上がってきた。
カタチはブーメラン型である。デザインの意図は、GRAN SHIP(この企画を主催)の『色の向こう側展』をきっかけに創った映画が、今年ベルリン国際映画祭で受賞し、それがもう一度この映画を産みだすきっかけとなった会場にブーメランのように戻ってくる。それがデザインの意図である。

http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/474.html

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わたしも2004年の『色の向こう側展』では審査員のひとりだったので、自分のことのようにうれしいし、同じ展覧会で審査員長だったアーティスト日比野克彦さんもきっとお喜びであろう。ちなみに『珈琲とミルク』のベルリン国際映画祭での受賞は、2002年の宮崎駿『千と千尋の神隠し』以来の栄誉である。

そういえばGRAN SHIPでの初上映では、外部からの光りを完全にシャットアウトして、しかも画面の暗転時には会場が漆黒の闇となるように演出した。
「黒」と「白」の世界(要するに『珈琲とミルク』ね)とトークをぜひお楽しみいただきたい。
ところで熊坂監督は、普段「黒」のお召し物が多いようですが、実はわたしもほぼ100パーセント近く黒のコーディネート。やっぱりわたしは当日「白」で参加しましょうかね。

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