バブルの遺産 〜PORSCHEのホコリ
◆自動車の床に落とした本を拾おうとして、シートをスライドさせる部品に指を挟む!! (指が)いたたたたっ。爪が少し変形する。反射的に引いた肘がシートを移動させるレバーに当たってはじけ飛ぶ。壊れた・・・(財布が)いたたたたっ。とんだ災難である(まあ、このくらいですんで良かった)。しかし、キーボードをタイプする人差し指がひじょうに痛む!! ズキズキ ズキズキ。 ちなみに「足の人差し指」のことを何と呼ぶかご存じですか? 間違っても、足の人差し指で人を指さないでしょう〜。
ぶっ飛んだ自動車のレバーと自転車の埃
◆GW中にひっぱしだした自転車。十年以上前のバブルの遺産である(苦笑)。腐っても鯛とはこのことで、あの世界の名車「PORSCHE」(BIKE-S)である。ギアはSACHS社製で前3段、後8段。ブレーキはMAGURA社製の油圧式ブレーキ(らしい。全然詳しくない)。ここ十数年だれの目にも触れられないまま「廊下の隅にかっこよくディスプレイ」しておいた。それはPORSCHEとしての誇り、そうしてディスプレイのための埃を勲章にしながら、静かにずっと佇んでいたのである。
そうしてわたしが『夢十夜』の運慶よろしく平成のホコリの塊から掘り出したのだ。タイヤの空気はゼロ。ほとんど乗っていないので、タイヤは一見ピカピカだが、あちこちヒビが入っている。タイヤだけは交換だな、これは。
ここ数年、服も鞄も小物も本も親戚友人たちにあげまくった平野だが、これはあげないよ。わたしが乗るんだからっ(笑))))。