平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

茶柱ビジネス

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よく立ち寄る雑貨屋さんの店頭で見かけたのが、四葉のクローバーが高い確率で生える種。四葉のクローバーを見つけると願い事か叶うんでしたっけ? いや〜 それにしても日本人って商魂たくましいですね。
わたしが以前考えついたのが「かならず茶柱が立つお茶」。どこにも正式に発表していないけれど、これは受験シーズンには絶対に引っぱりだこになるでしょう(笑) 日本人って縁起を担ぐ民族だからね。茶柱が立つお茶は製品開発も意外に楽そう。でも今は急須でお茶を淹れて飲む人が圧倒的に少ないから数は出ないんじゃない?という意見も出そうだが、「粉茶に混ぜて個装」にすれば問題ない。あとは茶柱の立つ原理、すなわち「不安定さ」をいかにつくるかが技術でしょう。「不安定さを安定的につくる技術」はやっぱり難しいかもしれない。でも挑戦し甲斐はあるでしょう。
まぁ、静岡お茶処としては受験シーズンをKITKATだけに任せてはおけない(笑) あ、もうこうして公に書いてしまったからビジネスモデルにはならないけれど。

もう一度整理していえば「ある現象が(偶発的に)起きるということはとても縁起がいいことである。だが、それは通常であれば低確率でしか起きない(だからこそ縁起がいいんだけれども)。よってそれを高確率にしてやることでビジネスになる」。う〜ん 我ながらスマートな理論(笑)。
この方法で考えれば、あれもこれもビジネスになるな〜。パチパチパチ(頭の中にそろばんの絵)。

と、ここで、ちょっと不安になることが思い浮かんで、念のために三人の大学生、ひとりの高校生にメールアンケート。
いやー、予想は的中しました・汗・汗・汗  
そもそも茶柱が立つと縁起がいい!なんて、今の若い人はまったく知らないようである。 
唖然 愕然・・・やっぱりビジネスセンスのない平野であった。じゃんじゃん。


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