平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

我が母校の校歌 〜中勘助先生  2008/04/11

hatotyu1


我が母校の校歌である。
自慢はその作詞が『銀の匙』の中勘助先生であることだ。
わたしは岩波の全集を買い込み、ありったけの文庫を揃えるぐらい(ちょっと大袈裟かな)先生のファンである。地元の藁科図書館が度々講座を開いたり、館内で常に特集を組んでいたり、オリジナルの印刷物を発行したりしている姿勢に大いに好感を持っている(いいぞ、藁科図書館!!)。

で、上の画像はその校歌を掲載した服織(はとり)中学校のサイトから引かせて頂いたが、文中のルビに間違いがある。
「国の柱となり 国の礎となり」
この下りだが、「柱」にその下の「礎」のルビが飛んでしまっている。
中学に対しては、昨年に続き先月末二度目の指摘をさせて頂いたが、中学側は一向に直す気配がない。
学校がつくった文章を学校が間違えているだけなら放っておく。そうではなくてこれは明らかに中勘助先生の歌を「預かった」中学側の間違えである。これを放っておくことは、卒業生として、いちファンとして、中勘助先生にも服織中学にも研究者にも失礼になるだろう。早く直してくださいね、お願いします。



【追記 2009年6月30日】その後、同校のサイトから2通のメールを送り反応がなく、「学区探訪」に来てくれた中学生に「必ず先生の伝えておいて!!」とお願いをしました。2009年6月の時点で確認をしたら修正が加えられていました。ほっ。

kansuke1


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