学生の潜在能力はすばらしいな〜
過日、わたしがお世話になっている静岡大学の卒業祝賀会に出席させて頂いた。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/383.html 。
嘆願書まで出してわたしの出席を可能にしてくれた学生のみんなや、それを真摯に受け止めてくださった大学側の窓口YASUNAGAさん、ブログで問題点を書き続けてくださった小二田先生に、わたしはちゃんとお礼が言えただろうか。きちんと口に出してお礼の気持ちが伝えられただろうか。こういうところがいつも自分は甘いのだ。
このような場でお礼を云うのも何ですが、本当にありがとうございました。
ただし、正直に言うと、少しだけ後ろめたさも残る。非常勤講師が人文学部だけで何十人いるのかわたしは知らないが、たまたまみんなの声が通った平野だけが祝賀会に出席できたという事実。祝賀会という形式そのものに潜む根本的な問題を整理整頓しなければ、来年もまた同じ祝賀会に出席できる保証はなにもない。
誘って頂いた分際で申し訳ないけれど、けっして「祝賀会という行事」に出席したいわけではない。ただ公の席できちんと学生のみんなや先生方に「おめでとうございます」と云いたいのである。それさえ叶えられるのであれば、わたしはけっして祝賀会の形式にこだわらない。非常勤講師一同で、学生たちや先生方といっしょに喜びあいたい、ただそれだけである。
静岡大学農学部の日比野君や伊藤君、鈴木さんたちが、「学生と教職員の交流を考える会」(主催:静岡大学FIL)を開いた。
最初に日比野君から案内をいただいたとき、「わたしは非常勤なので、正規職員である先生方に出席してもらった方がいいのでは?」と返したところ、「わたしたちの中では、正規の先生も非常勤の先生も区別はありません。学校を良くしたいだけです」といった内容の返事をいただいて、ハッとした。
この会が成功することは、既に会場に入った雰囲気で伝わってきた。学生と先生の距離感だ。
プログラムのボリュームに対して時間がかなりタイトだったのは気になるが、こういった小さな積み重ねこそ重要なんだと改めて感じた。
同じグループになった学生たちも自分の言葉できちんと語ろうとしていたし、やはり同じグループの宮下先生の学生たちを受け入れる姿勢や導きもすばらしかった。本当なら、自分のグループの提案内容だけでもこの場に書いておきたかったが、それはきっと掟破りだろう。報告書は日比野孵卵器の編集捌きに任せたい。
待ち合わせの時間調整で入った雑貨屋さんで、よせばいいのにチョコレートを買った。 「まずい、うまい!!」(まずいのか、うまいのか はっきりしろ) ドイツ製のRitter SPORT Rum Trauben Nuss という名のチョコレートにほっぺたが落ちそうになる。ラム酒漬けのレーズンとナッツに誘惑され、リピーターになってしまいそうな自分がいる。明日からまたダイエットだ。仕切直そう。