三本足のカラスに導かれて 〜和歌山編 2008/03/13
ザーザーホー ザーザーホー
神武大君(通称・神武天皇)について調べていたら、ひょいと彼がわたしに憑依した。そしたら三本足のヤタガラスが現れて、こちらが那智の滝ですと導かれた。
ザーザーホー ザーザーホー
髭をたっぷりと蓄えたわたくし神武平乃雅彦命(ジンムタイラノミヤビヒコノカミ)は、おうおう、これが熊野那智大社の別宮、飛瀧ご神体「那智の滝」かと腰を抜かした。そうして、一時間以上もその場から離れることができなかった。
ザーザーホー ザーザーホー
よし、この天地をつなぐ滝そのものをご神体としよう。本殿は、この空間そのものとしよう。飛沫で御祓をして、心おだやかになったら落水の音に交じって鳥のさえずりが聞こえてきた。
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國學院大學図書館の『熊野那智参詣曼荼羅(掛軸)』で細部まで見ることができる。これは便利。ただし、死ぬまでには一度本物の那智の滝を「蟻の行列」となって見に行くことをおすすめしたい。
http://k-aiser.kokugakuin.ac.jp/digital/diglib/kumano-k/mag2/pages/page003.html
※マーク・エステル、一遍、横尾忠則、白洲正子をはじめ、おおくの人々が惹かれる理由がわかる。
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