黒船来航?
知人某氏から喜撰をいただく。それも上喜撰である。疲れた体に気持ちが良い。わたしは静岡人だが、宇治の上喜撰はまた格別である。妙な取り合わせだとわかっていながら、きょう買ったドイツパンといっしょにいただく。うまい。「たった四杯で夜も眠れず」と狂歌が教えているので三杯で我慢、我慢。
念のため、書いておくと「泰平の眠りをさます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」。上喜撰は蒸気船とかかっております。
ところで、若干の講釈を述べるなら、ペリー来航時の蒸気船は四隻ではなく二隻。残りの二隻は帆船ですね、あれは。それに突然黒船はやって来たわけじゃなくて、一年も前に予告があった。更にさかのぼること七年も前に、アメリカ東インド艦隊コロンブス号が既に浦賀に来ていたし。授業じゃないからこのくらいで。
あ〜、四杯目、飲んじゃおうかな〜。
やっぱりまずい、明日は外国人スピーチコンテストの審査だった。しかも、なぜかわたし審査員長? 言語は大丈夫かな〜。平野にとって、こりゃ、黒船来航かな。