小エビで梅を釣った話
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ。
横浜の夜は雪である。
さげさかのりこさんから、梅の便りが届いた。それも陶器でできた鎌倉の梅である。何ともそれが、さげさかさんなのである。最初にキウイ畑でお会いしたあのときの、そう、第一印象がこの梅からにじみ出してくる。彼女の俳号をつけさせて頂いたお礼というのだが、なんだか(小)エビで鯛を釣るカッコウとなった。
彼女のお仕事については以前にも書かせて頂いたが、すっかりわたしの事務所にもなってしまっているモスバーガー、そのイラストを描いたり、福音館の「たくさんのふしぎ」に筆を揮ったり、いくつもの装丁を担当したり、雑誌「考える人」(最新刊は表紙が河合隼雄さん。わたしは創刊号からの読者である。以前静岡市在住の染織家・望月通陽さんもエッセイを綴っていた)ではずっと「娘と私」を連載されている。さげさかさんのお仕事のサイト
http://www.geocities.jp/sagesakanoriko/
もちろんこのサイトも良いのだが、何と言っても私は「畑の日記」と題するもう一つに彼女のブログの大ファンである。みなさん、見て見て〜。
http://oiur.blog69.fc2.com/
さて、頂いた学問の神・天神様の落雁で、少しはこの頭もよくなるかな〜と、しか云う。ぶつぶつぶつ。