痛々しいな〜 ファストフード編
先日ファストフードに入ったら、一度にふたつも驚かせてもらった(変な日本語)。
ひとつは、隣りに座った大学生風の女性二人。席に着くなりほぼ同時にケータイを西部劇のガンマンのようにシュパーンと取り出した(顔の前にケータイが来る一秒にも満たない間に、既にあのコンパクトが完全に開き切っているのですぇ〜)。何か決闘でも始まるのではないかと一瞬身をかがめて覗いていると、それぞれ高速マシーンのようにメールを打ち出した。早い!早すぎる。親指が残像になって見える。税理士さんの電卓を打つ早さにもいつも舌を巻くけれど、この二人の早さは並じゃ〜ない。きっとケータイメール検定準1級ぐらいと見受けられる(あるのか、そんな検定)。ここまではそれでも、まあ、ときどき見る光景。しかしこの二人、ポテトを口に運びながらな〜んにも会話がないまま二十分が経過。あの〜、アカの他人が心配するようなことでもありませんが、何かご事情でも? いや、そちらの勝手ですね。はいはい、すみません。お節介なオヤジです。 おっと、四十分過ぎた頃にやっとひとりが重たい口を開いた。「出よっか〜」。 ははははは わたしもそろそろ出よっかな〜・汗
で、ふと考えた。もしかしたら、この二人はテーブルを挟んでメールで会話していたのかもしれないな〜。あり得る、あり得る。何があってもおかしくない。
もう一つは、写真の通り、ベンチシートをバッサリとカッターのようなもので切り裂いたキズ。これは間違いなく鋭利な刃物で意図的につけたキズだ。そのキズは下のスポンジにまで達していて、なにやら痛々しい。だれが、なんの目的でやったのか。ひどすぎるぞ。
そういえば思い出したけど、刃物による犯罪の80パーセント以上は、その犯罪を実行する前に刃物によって猫や犬などの小動物を虐待し、公共物を破損させると聞いたことがある。その出典はあいにくメモしていないが、傾向としてはあるのかもしれない。