綴っておきたいことは山のようにあるのですが
綴っておきたいことは山のようにあるのです。
今すぐに相手に言葉を届けたい。
でも相手は遠く離れていて届けることができない。
実は、ここに生まれる「間」が、
言葉の多様性を発展させたのではないかとわたしは考えています。
いつも顔を合わせていれば、言葉などこんなに発達しなかったのではないか。
一般には互いが顔を合わせ、コミュニケーションするからこそ言語が多様になる、と考えるけれど
わたしは逆だと仮定してみたいのです。
逢えないからこそ、より気持ちに近い言葉を一所懸命探し出す。
その行為の結晶が和歌だと言えないでしょうか。
今のように携帯メールでは絶対に育たなかった日本語の奥深さがそこにあります。
なんてわたしの場合には
ただ仕事に忙殺されているだけなんですが。
特別な月明かりのこと、自由が丘の街のこと、マッチ箱のこと、
送って頂いた俳句集のこと、掌のこと、叶えられなかったこと・・・
とりあえず色気もなく、現実世界の仕事に戻ります。
やらなければならないことが山のようにありますが
しかし、そこへドコドコと別の用件がはいってくる。
ふ〜っ。
原稿を待ってくださっている方、
打合せを待ってくださっている方、
お礼もきちんと言えていない方、
顔を合わせなければならない方、
メールの返事を待ってくださっている方、
お手紙の返事を待ってくださっている方、
すみませ〜ん
ほんとうに、すみません。
でも最後まできちんとやりますので待っていてください。
なんだか書き出しとえらいムードが変わってきた〜。
とりあえず、この「間」がアイデアと言葉を育てています・汗 汗