平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

墨を垂れ流したような夜に

RYOUKAN



 四壁沈沈ノ夜である。
 大呼して敵に迫っていた兵も、冥冥の裡に忍び音の仲となる。
 わたしはといえば、先ほどから幾度となく仕事の手を休め、
 古人の書に目をやっている。
 書の近くにいたい。
 墨のかおりを感じていたい。

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