欠陥道路 〜もっとも基本的なデザインの話
我が家の数百メートル裏手には東西にバイパスが走っている。静清バイパスという。正確には何地点というかポイント名まではわからないが、狩野橋というところと丸子トンネルの数百メートルの間で事故が頻発する。ときには自動車が炎上して煙が辺りに充満することすあらある。大袈裟ではなく多いときには週に数件、少なくともひと月に最低一件は必ずおきる。つい先ほども救急車と消防自動車がほぼ同時に我が家の前を通過したばかりだ。しかもこの現象が始まったのはここ二三年の話ではない。もう何年と同じ状況が続いている。これははっきり言って道路の欠陥である。まさに殺人道路である。
素人判断ではあるが、事故の原因は、上りのトンネルを出たすぐのところに合流地点が有るために信号機が設置されていることが考えられよう。それまで勢いよく走ってきた自動車が、トンネルを出たすぐのところに赤信号で止まっている自動車へ突っ込む。トンネルを出たすぐのところに信号機という道路は、全国的にもみてもそう多くはないだろう。いわゆる運転手にとってみると想定外なのだ。
もう一つの理由は、平和町というところで、バイパスと市道がいったん交差するために通勤時刻には必ず大渋滞が発生するからだ。バイパスだから、みんなそこそこのスピードを出して走ってくる。そこに後続車が突っ込む。わたしも日常使う道路なので事情がよくわかる。
今まさに急ピッチで高架工事が進んでいるようだが、一刻も早くこの現象に歯止めをかけて頂きたい。