袋は語る商売繁盛 〜もっとも基本的なデザインの話
もうちょっと長かったらな〜 そう思うことがある。ショップの紙袋の長さである。商品が口から飛び出してしまうのだ。お店の方はきっと自社の商品をこの中に入れていないんだろうな〜と想像する。もちろん最初のラインナップでは間に合っていたのであろう。しかしあとから大きな商品が加わり、サイズが合わなくなる。袋から三センチ飛び出す。よくある話だ。でも果たしてそのままでよいのだろうか。それが本当にお客様のことを考えている商売なのか。この三センチをどうでもよいという美意識が、実はお店が成長できない原因になってはいないだろうか。
これは象徴的な物言いをわざとしている。お店は常に、自店のチェックを怠ってはならない。ついつい忘れてしまうのはお店に漂う〈匂い〉である。眼に見えないからね。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/714.html
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