隠してあったゴミ袋七つ
原稿を書きながら、途中何度か手を休め、仕事部屋からゴミ袋七つ分の紙類を放り出した。途中持病の偏頭痛に襲われ、2時間のロスタイム。おまけに右手が腱鞘炎で痺れていて重たいものが持てない。
ふーっ。まったく片づかない。見た目には何も変わらない紙の海原が悠然と?広がる。きっと李白ならひょうたんのとっくりを小脇に抱え、釣り糸を垂らしていたにちがいない。いったい何が釣れるんだか。しかし大型ゴミ袋七つ分は、この部屋のどこに隠してあったのか。不思議でならない。
片づけなければならいのは、実はこの部屋だけではない。廊下、階段、他の部屋にも本があふれかえっている。本音は片づけたくなんかない。なぜなら時間が勿体ないからだ。いや、誤解しないで欲しい。こう見えてもけっこうきれい好きである。書類もパッと引き出せるし、文房具類もまとまった位置にきちんと置かれている。使ったものはちゃんと元に戻す方である。ただものが多いだけなのである。なんとなく足下が、少しだけすっきりしたような気もする。風通しがよくなってスースーする。
そういえば、あの人なんかはどのようにゴミを処分したのだろう。気になる人が数人いる。大きなお世話かな(笑)。大晦日とお正月はどうやら大掃除になりそうだ。
※と、書いたら、さっそくある学生から、自分の大掃除はPCの中だけです、というメッセージが届いた。そうか〜 乱雑なデータの掃除もあったな〜。