備忘録
完全に腱鞘炎が復活した。右手のたなごころから親指の付け根の感覚がほぼない。それでも何とかキーボードが打ててしまって、同じ「濃さ」の文字が画面に並ぶ。なんだか妙な感じである。鉛筆ならそうはいかない。「書き言葉」から「打ち言葉」「親指言葉(携帯)」になって明らかに(自分の)日本語が変わった。
大掃除どころではない。足下には書類があふれかえっている。片づくどころか増える一方だ。踏みつけるように移動する。大晦日に片づけるしかない。片づけるなら他のことをしたい。
もう十年以上我が家の庭に通っている植木屋がこの暮れに二日間入った。で、剪られたくない生け垣をバッサリやられた。ムッとした。しばらく見たくないので目をつぶって通ることにする。
どう、たのしかった? 小学生には難しかったかな。ダーウィンはその晩年、まさに「デザイン」をやったんです。たまにはサイエンスの話もしないとね。
そういえば、この間、生まれて初めて人様の俳号をつけた。いろいろなネーミングの仕事をしてきたけれど、俳号ははじめて。その人自身に「埋もれている言葉」を掘り出してきて、そうして名付けた。自分ではなかなか気に入ったものができた。ご本人はどうかは不明です(笑)
あるとき自分の文章を読み返すと、そのほとんどすべてに朱を入れたくなる。時間がないからやらないけれど。
森銃三をトイレで拾い読みしたら、止められない止まらない(とくれば、♪カルビ〜のかっぱえびせん♪、と歌いたくなるひとは同年代)。近世の書物を悉(ことごと)く読み尽くした森銃三に倣って牛に引かせるほど書物を読んでみたい。
まずい、まずい。さぁ、締め切り、締め切り。
ほとんど備忘録だね。