iichikoのコピー、しみる 2018/05/27
きょうは、大学の取り組みの一環で、餃子を食べに東京は代々木上原へ(詳細は、次回アップします)。
その足で、ふらりと日本橋へ。
日本橋といえば、「日本橋上の首都高速 地下化ルート決定」(完成は2040年頃)というニュースが先達て発表されたばかりだ。
何をするでもなく、橋のたもとで20分ほど川を眺め、風にあたる。
ところで、以前にも書いたが、「iichiko」(三和酒類株式会社)のコピーが毎回秀逸である。
極々普通の言葉で綴られ、それでいて読み手は想像力をかきたてられる。
「もしかしたら、このコピー、わたしが書いたんじゃないか」と思わせる、
「そうそう、これが言いたかったんだ」と頷かせる。
あるときには、自分の特別な日と重ね合わせる。
けっして言い過ぎない、説明し過ぎないで、次の行は読み手に預ける。
いいコピーの条件である。
iichikoのコピーが、わたしを惹きつけてやまないもう一つの理由は、
喜びと哀しみがつねに背中合わせである、ということを気づかせてくれることだ。
「愛」は「哀」なのである。
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