滝を見に 2017/05/05
小さな滝。大きな滝。
GWも相も変わらず仕事という体たらく。
気分転換にと、自宅から一時間強、車を飛ばして安倍奥に「赤水の滝」を見にいく。
1707年 宝永の大地震によって大量の土石を下流に運んだ。このとき山肌が削られ褐色の土砂が下流の滝に流れ込んで落下したことから、「赤水の滝」と呼ばれるようになったという。
わたしは、滝が好きだ。いったい、ただ水の落ちるのをいつのころから気になり出したのか。小学校の遠足で白糸の滝(富士)を間近に見てからかもしれない。確かあのときには同じエリアにある、「音止めの滝」の方に心が動いたように記憶している。そのあとも出張の度に近くにある滝を探しておいて、足を伸ばした。いっときは、滝の写真集を出版したいと思うほどだったが、白洲正子さんの『滝』(駸々堂,1977)と出遭ってから、あぁ、これにはどうあがいてもかなわないと思ってしまい、爾来、見る専門に徹することにした。
時計とにらめっこをしながら、日本三大崩れの「大谷崩れ」まで。
幸田文さんに逢えて、充実した一日となった。
この場にアップした内容は、その後ペンを入れる場合があります。
バックナンバーはここ↓から。「表示件数」を100件に選択すると見やすくなります。