コーピング 2016/12/12
・(↑)台屋(新潟)製鰹節削り器: 青紙鋼×ウォルナット
半年ほど前に小ぶりの鰹節削り器に出会って、朝晩欠かさず、カリカリ、シュッシュッと宮大工の気分で本節と格闘していたのだが、ここ数週間、右手親指の炎症が治まらず、只今休息中。
使う度に削るのは、手間はかかるがやっぱり味も香りも格別である。うまく削れるとその日一日気分がいい。たった数分間の行為だが何もかも忘れて夢中になれる。今ちょうど読んでいる本『キラーストレス 〜心と体をどう守るか〜』(NHK出版新書,2016.11.10)によればこういう行為を「コーピング」(cope=対処する)というらしい。なるほど。
・一目で気に入った鰹節削り器メーカー 台屋オンラインショップ公式サイト(実は大工道具メーカー)
http://www.dai-ya.com
(↑)大学からは駿河湾が臨める。
◆休みがまったく取れない。年内もこの勢いで突っ切るしかない。休日だというのに大学に出て来て、パソコンに向かって書類作り。ふーっ。
窓の外は、ぽかぽか陽気。10分間程度目をつぶって全身に陽の光を浴びたら元気を取り戻した。
「元気ですか?」とは、元の気に対して今どういった状態かを訊いているのである。精神的な疾患には陽の光がいいと聞くが、深く納得。
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