平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

『かけがわ茶エンナーレ』セッションVol.2  2016/11/15

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【2016.10.23 於:大須賀市民交流センター(掛川市)】
誰かに物事を依頼するということは、根本的な部分でその人の考え方や手法に共感し、舵取りを任せるということだ。むろん細部を共有するための話し合いは必要だ。発注者には任せきる度量が必要なのだ。

茶文化創造千日プロジェクト『かけがわ茶エンナーレ』 セッションVol.2の一環として「ローカル都市をアートが刺激する」をテーマにパネルディスカッションがあり進行役を引き受けた(2016.10.23)。時間の長さの割にはパネリストが4人と多く、やりにくさはあったが要の部分はきちんと話し合えたのではないだろうか。

http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/2256.html

パネリストそれぞれの活動から現場での気づきや活動のヒントをもらえたことは大きな成果だが、なんと言っても会場にお茶の関係者がきちんと座っていてくれたことと、打ち上げの席でも、たっぷりと議論ができたことは大きい。

ところで、『かけがわ茶エンナーレ』のチーフプロデューサーは、山口裕美さんである。これまで、『掛川現代アートプロジェクト・夜の美術館と現代アート茶会』(NPO法人 掛川の現代美術研究会主催 代表 山本和子)をプロデュースし、貴重な現代アート作品七つ道具を残し、掛川を牽引する人材も同時に育ててきた。なにもいきなり山口さんが抜擢されたわけではない。そこには丁寧な活動の積み重ねがあることを今一度強調しておきたい。

話は冒頭に戻る。このプロジェクトの大きな方向性は山口さんに任せるのがいい。それが成功への近道だ。既に船は動き出している。


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【2016.11.12 於:138テラス(掛川市)】
寒空の下、山口裕美さんと本田健さんの「アーティスト・アート・テーブル」の席が愉快であった。本田さんのように愉しそうに話す人をわたしはあまり知らない。

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本田さん(左)と山口裕美さん。お二人によるの手料理も最高でした。

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(↑)NPO法人 掛川の現代美術研究会主催 代表 山本和子さん。山本さんのお店「大国屋本展」も新装オープン。商品の陳列棚は旧店舗のものをそのまま大切に使っている。細部にわたってこりにこった造りだ。いつか店内に完成したお茶室で一服頂きたい。


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(↓)ウィンドーは、一夜限りの本田さんのギャラリー(油絵4点)となった。

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(↓)久しぶりに拝見した「投札箱」。20年以上前、県茶商組合の取材で見たきりだ。
こういう手間をかける遊びはほんとにいいね。

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