平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

『ギャンブラーのための終活入門』 楽日   2016/10/13

nagano1



長野県上田市 海野町商店街にある「犀の角」を訪ねた(上田市中央2丁目11-20)。
犀の角は、イベントスペースやゲストハウスを持つ、地域のアートの拠点である。元静岡県舞台芸術センター(SPAC)の荒井洋文さん、舞さんご夫妻が中心となって立ち上げたアートスペースだ。

この日に上田を目指したのは、青年団リンクRoMT 第6回公演 + ツアー2016 『ギャンブラーのための終活入門』を観るためだ。

http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/2251.html

こまばアゴラ劇場のフランチャイズ劇団である青年団には、平田オリザ氏以外にも、多くの若手演出家、劇作家が所属している。 劇場に劇団が本拠地を置き、そこに俳優が雇用され、多くの演出家が出入りをする。そのひとつが「青年団リンクRoMT」である。
わたしは『ギャンブラーのための終活入門』静岡公演の際に、アフタートークに登壇して、いっきにRoMTのファンとなった。結局、この芝居は都合3度観たことになる。観る度に、自身の思い出と目の前で展開していく一人芝居とが重なり合って、次のシーンに重なり合っていく。

アフタートークでは、静岡(8/27.28)、宇都宮(9/3)、京都(9/12)、福岡(9/16.17)、長野(10/7,8)と回を重ねるごとに、何がどのように変化していったのかといったことが深められるともっとよかった。それは楽日の場でしか意味がもてない総括だからである。


『ギャンブラーのための終活入門』は、犀の角で楽日を迎えた。


nagano3

nagano2



この場にアップした内容は、その後ペンを入れる場合があります。

バックナンバーはここ↓から。「表示件数」を100件に選択すると見やすくなります。

現在地:トップページ脳内探訪(ダイアリー)

サイトマップ