平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

赤い扉と真っ赤な灯台  2015/08/10

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一枚の絵がご縁で、真鶴で作田真知子さん、丹芳夫さん、織茂恭子さん、山崎匠さんという面々で、格別な時間を過ごした(もとをつないでくださったJさんに感謝)。

作田真知子さんは、長いこと福音館書店で『こどものとも』(1956年創刊)の編集長をされていた方で、織茂恭子さんは、『ずーっとずーっとあめ』(福音館書店)『海からきたおじちゃん』(童心社)『ざぼんじいさんのかきのき』(岩崎書店)『まるまるころころ』(童心社)など50冊近い作品のある絵本画家である。わたしも織茂さんの作品をずいぶん拝読してきたが、やはりいい作家には優秀な編集者の存在があるんだなあと改めて実感した。


日射しがすでに西に傾いた刻限に、大人が5人して小一時間も潮だまりを覗き込んで過ごした。


ところで、数ヶ月前までは、「飛ぶ教室」は知っていたが、「飛ぶ魚」のことは知らなかった。
いやはや、何とも心地の良い空気と声の流れる空間である。

画家・中川一政が20年間も毎日のように通い続けた福浦港にある真っ赤な灯台と、「飛ぶ魚」の赤い扉が呼応した。


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「少年」が、わが部屋にやってきた( ↓ )

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