平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

ボツになったネーミングの話  2013/09/08

pola



箱根にあるポーラ美術館が、隣接する施設「遊歩道」のネーミングをつい先達てまで募集していた。
こういったアイデアは、すぐにピーンと来るタイプで、ネットから気軽に応募できると知って、すぐにアイデアを言葉にした。

結論から言えば、かすりもしなった(笑)というのが正直なところだ。
美術館によれば、「応募総数7,697名」とあり、決まったネーミングは「風の遊ぶ散歩道」ということらしい。

採用されたネーミングを改めて眺めてみて、なるほどなあと納得した。

このテのネーミングは、長い間に利用者にじわ〜と伝わっていけばいい。要は名前ががんばり過ぎてはいけないし、奇をてらってもいけない。もう一つは、美術館の附帯施設であるために、美術館やそれを運営する企業イメージを損ねないということが採用のポイントとなるだろう。

それが分かっていながら、わたしの考えたネーミングは、「おさんぽーら」
お察しの通り、お散歩とポーラを掛け算したのである! いや、わたしは至ってまじめである。
しかし、やはり、どう考えても先に自分で整理した条件には、あてはまっていないなあとつくづく思った次第である(でもちょっとユニークで覚えやすとおもいませんか)。

次は、何に挑戦しようかな。
とっても忙しいけど、アイデアなんか一瞬だ。妙なプライドもないし、いつまでも一挑戦者であり続けたい。



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