平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

本棚の裏側から出てきた写真  2013/02/03

karate


いたずらに年を重ねてしまった、しかし重厚感のある扉付きの本棚が、今朝ある本屋さんにもらわれていった。本好きの父親が生前、美術書などを並べていたものだが、今のわたしにはどうにも好みが合わず、この度、本を整理するにあたり、手放すことに決めた。

それは存在感のある本棚だっただけに、なくなってみるとその空間がぽかんと口をあけているようで、どことなく間抜けで、少しだけさびしい気もする。だが、未練はない。

運び出された本棚のあとは、床が焼け、埃が積もっていた。そうして、何かの拍子に本棚の裏側に落ちたのだろう、一枚の写真が出てきた。拾い上げてみるとなんとも懐かしい一枚で、まだわたしが体力に自信のある極真空手時代のものだった。もう30年近く前になろうか。

いま、こんなことをしたら骨折は免れないだろうし、そもそも、この十分の一の高さも出ないだろう。ははは。


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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。


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