きょうも『あそび』は大忙し 2012/09/10
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研究発表という少々硬い展示にもかかわらず、この土日は実に多くの方々が足を運んでくださった。
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きょうも『あそび』展の会場はこの質問から始まり、この質問で終わりました。
「学生さんは、教育学部ですか」
絵本とか幼児教育といえば、やはり教育学部なんですね(当然ですね)。
くどいようですが、学生たちは人文学部の言語文化学科です。
「専門領域の知識や経験、方法を使って、専門外領域の課題にアタリを付け、専門性に特化する」という姿勢です。
絵本作家で詩人、そうして『あそび』最後の編集長平野ますみさんと静岡大学チームこんぺいとうによる、『あそび』の読みきかせが、午前と午後の2回行いました。
読みきかせ、むずかしいですね。声の大小、間、座って読むか立って読むか、作者の名前を言わずに読んでいいのか、途中で解説を入れるか入れないか、学生たちは短い時間の中でいろんなことを学びました。同時に本当にぶっつけ本番にも関わらず堂々と声に出していました。
また集客でもハラハラしましたが、蓋を開けてみたら会場いっぱいのお客様、みなさんに感謝です。
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会場へ持ち込まれた手製の絵本。
元『あそび』の編集者Sさんが神沢利子、遠藤てるよ両巨匠に作品発注する際に制作した草稿。それはまた姪へプレゼントされた絵本でもあった。
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会場では次から次へと奇跡の出会いが。
『あそび』の関係者が次々と会場に足を運んでくださっています。
私たちは二年もの間、いったいどこを探し回っていたのでしょう(涙)。
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「この写真の女性がわたしです」と教えてくだった91歳になる元事務職Nさんもわざわざ遠いところを会場まで足を運んでくださった。ありがとうございました。
きょうもまた奇跡の出会いがあるかもしれません。
本研究展示は、折り返しを迎えます(9月16日まで)。
この場にアップした内容は、その後ペンを入れる場合があります。
※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。
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