はな はな おおみごと 〜安野流花咲爺 2012/04/09
年度初めに締め切りが多重債務のように重なり、ゆっくりと花見もできず、代わりに画家 安野光雅さんの『昔咄 きりがみ花咲爺』(岩崎美術社)で花見をする(ちょっとだけ、この場で拝見することをお許しください、安野さん)。全編モノクロ切り絵かと思いきや、見開きページに満開の桜が・・・・。
安野さんといえば、2010年にアンデルセンの『即興詩人』の現代語訳に挑戦されたことで話題となりました(実はまだ拝読しておりません)。
『即興詩人』には、あの森鴎外の雅文体の名訳中の名訳があります。こちらは岩波文庫で読めます。わたしは「生涯手元に置いておきたい10冊の本」に入ります。すばらしい文体です。 お読みになりましたか。
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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。
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