平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

岩波文庫についてのちょっとしたメモ  2012/02/24

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●岩波文庫 1927年23点のラインナップで創刊
2011年時点で累積点数約5600点。
最多発行年 1952年 年間162冊(タイトル)
発売当初の星印 ☆ひとつが20銭 印税は定価の10%

・通算販売部数順位
1. ソクラテスの弁明
2. 坊ちゃん
3. エミール(上)
4. 論語
5. こころ
6. 共産党宣言
7. 善の研究
8. 歎異抄
9. 古事記
10. 銀の匙

・文字のサイズ 1990年以前は、8ポイント 1P 43文字×17〜19行
現在8.5ポイント 1P 39文字×15〜16行

・造本サイズ 1941年までは菊半截判(110×1152ミリ) 現在A6判(110×148ミリ)
・縦横の比率1:1.4 これを白銀比という。岩波新書は 1:1.6  これは黄金比。
ちなみにドラえもんは、白銀比。




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◆美しい花を咲かせるには「間引き」が必要だ。花も枝も、そうして持ち物もある時期をみて間引くことが必要なのだ。



◆じっとして動かない。動かないことで見えて来るものがある。動かないからこそ、動いたものの変化がわかるのだ。何でもかんでも動けばいいわけじゃない。やたらめったら動くのは、そもそも品がない。品がないのは最悪だ。




◆詩を作る欲求とは言語以前のものに言語で触れたい、ということ。(谷川俊太郎)

◆僕は詩でお金を稼いできた。でも、みんなが了解可能な叙情を出そうとはしていない。むしろ、微妙な毒やアンチを忍ばせてきた。だから、僕の詩はトイレには飾ってもらえない。(同)




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※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。


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