オシャレなひと 2012/02/06
Hさんはオシャレで世間によく知られた方です。
先日、半日ほどご一緒したのですが、なるほどジャケットのセンスといい、身のこなしといい、確かに一言でいえば、そのすべてが美しく、かっこいいのです。構えがいいのです。色気があるのです。
彼のやさしくジャケットを椅子にかけるその所作に、わたしは唸ってしまったのです。ふわりとかけたその漆黒のジャケットは、まるで重みを感じません。あぁ、この方は、ほんとうに衣裳を大切にされているんだなあと深く関心した次第です。
新幹線の席に平気でスーツや鞄をぽーんと放り投げる人。とにかく動きが雑な人。見かけませんか、そんな人。
人はオシャレな人を衣裳選びや着こなしばかりで、ああでもないこうでもないというけれど、衣裳をいかに大切に扱うか、そこにもう一つのオシャレのヒミツがかくされていたのです。
「伝統とは、つねにモダンであり続けること」、この菓子で伝えようとしたんだろうな、大阪大学の雪破兄は。ご馳走様でした。きりり。
この場にアップした内容は、その後ペンを入れる場合があります。
※今日現在、twitter上でつぶやかれている平野雅彦さんは、私平野雅彦ではありません。
バックナンバーはここ↓から。「表示件数」を100件に選択すると見やすくなります。