古本市「わめぞ」で、失恋に効く本探し 2012/02/01
すこし前の話になるが、「古本市にいっしょに行きませんか」と大学生たちが声をかけてくれた。引きこもってばかりもいられないと重い腰を上げた。
古本市の名は「わめぞ」。ネーミングの由来は、早稲田、目白、雑司ヶ谷の頭文字からとったものだという。
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/
出かけてみて分かったことだが、それは商店街のわずか3箇所に臨時に備えられた小さな古本市(出展数はざっと見たところ10店舗ぐらいか)。興味のない人はわずか一分弱で通り過ぎてしまう商店街の一角が会場になっていた。
ところが、である。これがなかなかいい本が揃っていたのである。いわゆる「ばさねた」揃いなのだ。ばさねたとは古書用語で、バサッと束ねた本の山にお宝が紛れ込んでいるという意味だ。わたしがこのところ手元に引き寄せている絵本の出品も多い。しかも端正な本が揃っている。
ところで、ただ古本市に出かけるだけでは何か物足りない。そこで、500円玉一つをポチ袋に入れて、ミッションを一つ書き添えて学生たちに手渡すことにした。
「失恋によく効く本を探し出して欲しい。ただし、500円以内で」。
五人の学生が企画参加してくれたが、一名の未提出をのぞき、以下四人の失恋の特効薬が出揃った。ここに詳しい解説は書いていられないが、まあ、何とも充実した時間だった。また企画してね。
【追記】「失恋したんですか」と同級生からメールをいただく(汗)
ある人から「心配しています」とメールをいただく(汗)
いや、あの、本で遊ぶエクササイズですが・・・(汗)(汗)(汗)
ぽかぽか
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